融資サポートの体験談05(ステーキハウス ㈱トロワ様 1,000万円)

体験談

ステーキハウス ㈱トロワ様のサポートの体験談(獲得額1,000万円)

ご相談の経緯

㈱トロワの森山さまは、日本で有数のステーキ店で修業をした後、2つ星のレストランなどで経験を積み、30歳になったのを機に自分で独立することにしました。

しかし、立店舗の地や彼のお店のスタイルがかなり独特なものであったため、金融機関から事業計画書の練り直しを勧められたのをきっかけに、119番資金調達NETの無料相談をご利用いただいたのがお付き合いのきっかけです。

⇒ その他の体験談(コンセプトバー 800万円)についてはこちら

問題点

森山さまについては、これまでの経歴から融資に必要な事業経験は十分にありました。
店舗の取得費や改装費、その他運転資金などをざっくり見積もったところ、必要な融資額は1,000万円となりましたが、ご自身で約800万円の自己資金をお持ちだっため、この点についても特に問題はありませんでした。

しかし、この時のオープンについては、次のような問題がありました。
➀ 店舗の立地条件が良くない
➁ お店のスタイルが独特である
③ 自己資金の一部に現物的なもの(預金以外のもの)が入っている

➀についてですが、森山さまがオープン予定地として選んだ物件は銀座の外れにあたるところで、路地裏のビルの4Fという立地でした。以前はスナックだったのが、退店した後にテナントとして貸し出されたものだそうです。

確かに銀座というブランドは魅力的なのですが、その近辺はあまり人通りも多くなく、同じビル内にキャバクラなども同居している、ぱっと見は風俗ビルに近いイメージのものでした。

また、➁の問題としては、森山さまがオープンさせる店というのは一つの銘柄の牛の赤身だけを炉窯で焼いて提供するというもので、しかも単品の料理はなく、一つのコース料理だけという設定でした。

さらに③については、森山さまはご自身で800万円の自己資金をお持ちになっていましたが、なんとそのうち300万円相当については純金のインゴットだったのです。なのでこれが本当に自己資金になるのかどうかという問題がありました。

融資獲得のための戦略

これに対して119番資金調達NETでは、森山さまの考えていた事業計画書の中身は魅力的なものであり、また、経歴や実績についても問題はないと思われたので、問題点について以下のような対策をすることとしました。

 ➀ 立地条件のマイナス部分の補足
 ➁ お店のスタイルの必要性について根拠
 ③ 純金が自己資金になるかの確認

立地条件のマイナス部分の補足

立地条件については、金融機関からも懸念を示されていたため、これについて問題ないということを説得する必要がありました。

まず、基礎的な調査として店舗の周辺の昼間・夜間人口、その周辺のエリアの状況、競合店の有無などを調査しました。しかしこれだけでは集客ができるという根拠としてはかなり弱いため、森山さまに集客の材料となるものがないかを確認したところ、本人から次の2点での協力ができるというお話がありました。

一つは、見込み客のリストで、森山さまはこれまで修行してきたお店でお付き合いの出来た方のリストを持っており、今回の集客に使えるということでした。
また、個人的なお付き合いから某有名料理雑誌の特集号に期待の新店の一つとして掲載してもらえる約束ができているお話もありました。

そのため、これらを対策のポイントにすることにより、「立地が悪くて集客ができないのではないか?」という問題を解決することができました。

お店のスタイルの必要性の根拠

森山さまが予定していた料理の提供の方法とは、
「一つのブランドの牛の赤身肉だけを、店内の炉窯で焼いて、一つのコースのみで提供する」というかなり特殊なものでした。
これには彼なりの思いや戦略はあるのですが、想定客単価も約3万円と値が張ることから、本当に経営として成り立つのだろうか?という不安がありました。

しかし、彼はこれまでの経験からそのブランド牛の赤身部分が最高だという自信をもっており、また、単品ではなくコースのみで提供する理由についても熟知していました。また、彼の見込み客リストの大半は医者や製薬会社という、いわば高額所得者が占めており、3万円の価格設定というのも納得できるものでした。

そのため119番資金調達NETでは、これらの主張や根拠をさらに補強した内容を事業計画書として作ることにより、金融機関の理解を得るということにしました。

純金が自己資金になるかの確認

森山さまは自己資金の一部として300万円相当の純金をお持ちでしたが、当方でもこれまでそのような経験がないため、これが自己資金になるのかがわかりませんでした。また、仮にこれが自己資金として認められたとしても、そのためには一度これを売却してその代金を通帳に入れなければならないのでは?という疑問もありました。

そのため金融機関に直接、確認をしたところ
「金の現物であっても、正式な許可をとった金販売店の直近の取引相場があれば、そのままの形で自己資金とすることができる」
という回答があったため、申込日の価格を参考に自己資金を算定しました。

結果について

この時には、以上のような問題点があったものの、事業計画書にこれらの対策をうまくまとめることができました。また、融資の面談前にお店が雑誌に掲載され、この雑誌を資料として提出できたのは大きかったと思います。

面談についても特に問題はなく、希望額である1,000万円の融資を獲得することに成功しました。

119資金調達NETでは、「どうすれば希望する融資が獲得できるか?」について、それぞれのお客様の立場に応じたサポートを行っています。十分なヒアリングをさせていただいた上で、最適な解決のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

⇒ その他の体験談(コンセプトバー 800万円)についてはこちら


プロフィール
融資コンサル
引地 修一

119番資金調達NETの引地です。

創業者・中小企業経営者の方向けに、
● 融資の申込みの計画・申請、
● 事業計画書の作成、金融機関との交渉
● 契約・許認可手続き、経営の再建
などの「中小企業のお金と経営」をサポートしています。

特に、融資関係については、すぐに問題解決の提案をする「即効提案」がお客様から好評をいただいています。

【経歴】
2005年に金融・経営を専門とするIchigo(一期)行政書士事務所を開設。
2008に業界初の融資ノウハウをまとめた「確実に公的創業融資を引き出す本」を出版。異例の6刷増刷を達成。※現在も継続中。

コンサルティングでは、2020現在、累計相談者数2,000人を突破。6億2,000万円の資金調達額を達成中。
2008年に創業者支援団体ドリームゲートにて「資金調達部門」最優秀アドバイザーを受賞

【資 格】
行政書士、宅地建物取引主任、事業再生アドバイザー、品川区武蔵小山創業支援センター公認アドバイザー

【出版実績】
2008.12 「確実に公的創業融資を引き出す本」(TAC出版)を出版
     アマゾンレビュー評価4.2
2011.08 「銀行格付けアップ術」
2014.07 「飲食開業のための公的融資獲得完全マニュアル」

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