古くからある飲食系の分野ではありますが、営業の態様としては風俗営業との境が曖昧
になりや
すいこことから、金融機関からは警戒して見られやすい分野といえます。

普通の飲食よりは原価は低く、客単価は高くなるのが一般的ですが、回転率が低い、お
客とのトークといったエンターティナー力が求められるなどといった点で、通常の飲食
業にはない特徴があります。

 

業界の概要

伝統的なスナックは衰退の傾向にありますが、最近ではキャバクラやガールズバーとい
った若い女性スタッフを中心とした業態が増えています。
景気の影響を受けやすい面があるため、好景気時には大きな収入が得られる反面、不景
気時には営業そのものが難しくなりやすいという側面があります。

また、女性スタッフの質により、売上が大きく左右されるため、その採用や雇用には大
きなコストがかかりやすく、内装等の初期投資も小さくはありません。

なお、いずれの業種も女性による接客が業務の中心となりますが、「接待」は認められ
ていないため、営業には注意が必要です。

 

融資のポイント

最近では風俗営業的なサービスをする店が増えていることから、これらの点が疑われる
ようなものについて
は、融資審査においても厳しい目で見られます。

なお、日本政策金融公庫ではスナックに対しては融資を行いますが、信用保証協会では
原則とし
てスナックに対する融資をしない(一部の信用保証協会を除く)ため、資金の
調達は日本政策金融公庫を中心としたものとなり
ます。

通常の営業をする場合には、保健所の「営業許可」だけで済みますが、深夜0時を超え
て営業する場合には「深夜酒類提供届」の提出が別途に必要となるため、融資の申し込
みにあたっては、これらの許可や届け出がなされている必要があります。

スナック等の開業は、前の設備をそのまま使用する「居ぬき」であれば、さほど大きな
金額はかかりませんが、新規の開業の場合には大きな額となりやすいため、日本政策金
融公庫による融資だけで足りるのか?といった綿密な資金計画が必要となります。

 

融資の出やすさ

60 / 100~75/100   ※最高を100とした場合  

女性を主体とした接客業であることから、通常の業種よりはやや厳しめに見られること
が多いため注意が必要です。
特に、「接待」にあたるサービスをしてしまうと、融資の対象から外されてしまうため
カウンター越しの営業という原則が強く求められます。

また、信用保証協会の保証や制度融資が利用できないことが多いため、目標額の確保の
ためにはそれに見合った自己資金を用意しておく必要もあります。

 

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