日本政策金融公庫では一般の金融機関と比べ、ペーパーの資料より面談の内容を重視します。
そのため、面談の時には、何を聞かれてもある程度は答えられるようになっておくことが必要
です。
もし、受け答えに自信がない方は、「あらかじめ聞かれそうなことについて、想定QAなどを
作って練習しておく」などをすることによりスムーズに対応することができます。
また、その場で答えられない質問に対しては、「後ほど確認してご連絡します。」と答えれば
大丈夫なので、くれぐれもウソやいい加減な返答はしないように気を付けてください。
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「融資の申込み」~「実際にお金が振り込まれるまで」の期間は、はじめての融資の申込みの
場合では約1ケ月程度かかります。
しかし、これが何度目かの取引となると、次第にこの期間は短くなり、2週間程度で融資がされ
ることもあります。
また、実際に融資の申請をする際には、資料の作成や収集、打ち合わせなど、意外と時間がかか
るので、ある程度の計画と時間の余裕を持って行ないましょう。
融資の申請時に、サラ金やノンバンクなどに多額の支払いが残っている場合には、大きなマイナ
スポイントとなります。
また、税金の未納や滞納がある場合にも、融資は困難となります。
このような場合には、あらかじめこれらを返済しておく、税金については完納するなど審査上不
利となる要素をなくしてから、申し込むようにしましょう。

日本政策金融公庫では、すでに他の金融機関から借りている資金の返済のために、融資をするこ
とが禁止されています。
一部の金融機関では、自行への返済のためにこのようなことをほのめかすケースもありますが、
話にのせられないように注意してください。

日本政策金融公庫の融資では、何はおいても返済を遅らせないようにすることが重要です。
単純な延滞だけでも問題となるのですが、仮に、これをそのまま放置したような場合には、次回
からの借入れができなくなります。
もし、どうしても返済が困難な場合には正直に事情を話せば、返済を猶予してもらえることもあ
りますので相談してみてください。

融資を断られたときは「なぜダメだめなのか?」を聞くことが大切です。
ただ単に、書き方に不備がある、必要な資料が不足しているだけならば、不備を修正すれば再度
受付けてもらえます。
また、事業内容が悪くて融資を断られた場合でも、具体的にどこをどうすればよいのかを聞き取
ることにより、その後の経営の改善にも繋がりますし、また、次回の申込み時にさらに的を絞っ
た融資計画を作成することができるようになります。
しかし、一般的には、融資の秘訣理由は教えてもらえないのが普通なので、断られたら無理強い
するはやめましょう。

事業計画はできるだけ細かく、わかりやすくを心がけて書きましょう。
たとえば、日本政策金融公庫で配布している創業融資用の事業計画書のフォーマットをご覧になっ
たことのある人はお分かりかと思いますが、各項目についての記載欄はほんの3~4行程度です。
しかし、これだけで、本当にあなたの借りたい気持ちをすべて伝えることができるでしょうか?
重要な部分や特にアピールしたい部分については、別紙を使って書いても全くかまいませんので、
できるだけ「細かく、わかりやすく」を意識して精一杯書いて下さい。
しかし、資金繰りの部部などについて、どうしてもうまく作れないというような場合には、初め
から専門家に依頼して協力してもらうのも一案です。

当たり前のことですが、あまり軽薄な格好や、ブランドで固めたような身なりで申込みや面談に行
くのは問題です。
また、面談などで要点に関係ないことをダラダラと話す人が結構いますが、これは「話のポイント
をまとめることができないのだな」と思われます。
面談では、答え方にも注意しましょう。
よくあるのが融資の申し込みの際に、「いくら必要ですか?」との問いに対して「貸してもらえる
だけ」とか「いくらでも」などと答える人がいますが、これは絶対にやめましょう。
仮に、書類の中に必要額を書いているとしても、このような受け答えを金融機関では非常に「問題
あり」と判断します。
そもそも、借り入れの必要額を答えられないというのは、事業計画の中身が頭に入っていないか、
または、その内容自体がウソであると思われても仕方ありません。
したがって、必要額の問いに対しては、本当に自分が必要な額を用途とともにハッキリ応えてくだ
さい。
最後のポイントは、担当者と話すときは「熱意をもって話すこと」です。
本人の熱意が感じられるかどうかでは、担当者に訴えかけるものが大きく違います。
中には面談の際にずっとうつむいてボソボソ話す人がいますが、これでは熱意が伝わらないだけで
なく「本気で商売をしたいと思っているのだろうか?」と勘ぐられかねません。
熱意の伝え方は人それぞれですが、自分なりにどうすれば思いが伝わるかをよく工夫してください。


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